Google Blocksの設定【参照画像配置・寸法表示・背景設定】

寸法を表示させるにはどうすればいい?
設計図やイラストや画像を参考に配置するには?
こんな疑問に答えます。
HTC Viveユーザーで、漫画作品では月2万PVを達成している僕が解説していきます。

今回は、Google Blocksの設定というテーマで書いてきます。

Viveコントローラーのメニューボタンを押すと出てくる設定メニューの内容を解説します。

参照用の画像を配置できたり、背景の色を変えれるのが便利です。
寸法を表示できる機能も、よく使うと思います。

では、詳しく解説していきます。

参考

Take your Blocks models to the next level
https://www.blog.google/products/blocks/take-your-blocks-models-next-level/

メニュー項目一覧

メニュー項目はこんな感じです。
上から1つずつ、順番に説明していきます。

一番上のメニュー

サインイン

右上のサインインをを押すとブラウザが自動で開きます。
ゴーグルを脱いでブラウザでGoogleアカウントにログインします。
ログインすると、オンラインにアップロードしたりできます。

リファレンス画像を追加する

参考画像を追加できる機能です。

ONにすると、上部にこのようなアイコンが現れます。

上部の「参照画像を追加」を押して、ゴーグルを脱いで、PC操作で画像を選択します。

画像はハンドツールで自由に動かせます。

これで画像をトレースしながら3Dモデリングが可能ですね。
(ちゃんとやるなら正面側、右側、上側からなどの各図面を用意した方がよさそうですね)

サウンドON /OFF

サウンドをON/OFFできます。

匿名で利用統計データの送信を許可

許可・許可しないを選べます。

コントローラーのヒント表示

表示/非表示を選べます。

自分の作品

自分の保存した作品が開けます。
プレビューも3Dです。

作品ライブラリ

90個近くの作品が表示されます。
「こんな作品も描けるんだなあ…」って感動します。

これらはGoogle Polyでも公開されている他の方が作った作品です。
(公式素材なのかと思っていたら…違うようです)

開く、挿入する

pompier camion/by Charles Laganne

開く…新規キャンパスで原寸大で開きます。
挿入する…今のキャンパスに挿入、小さいサイズで挿入されます。

プレビュー自体がすごく綺麗で感動します。

Peppermint Penguin by Damon Pidhajecky

ペンギン

Balloons by Ian MacGillivray

風船

classroom by Jonathan Granskog

学校の教室

demoiselle_tea service by Julien Belin

デザートセット

こんな感じで、豊富な作品が簡単に見られます。
(著作権に関してはCC-BY ライセンスが多いようです)
この辺の素材・ライセンスに関しては、こちらの記事で紹介してます。

Google Polyのダウンロード方法【他人のBlocksやTilt Brush作品】

お気に入り

自分のお気に入り登録した素材が表示されます。

背景の設定

背景が4種類から選べます。

水平線がわかりやすく、明るいので使いやすそうです。

黄昏

明るい色の素材を作るときに映えそうです。

真っ黒背景ですが、上には星が見えて上下はわかりやすいです。
立体自体は明るく照らされるので見やすいです。

シンプルです。
コントラストもはっきりわかり、作業に集中できそうです。

試験的な項目

試験的な設定項目が並んでいます。
上から説明します。

同一平面上にない表面を許可する

メッシュを編集していくと、通常は平らな面を優先して細かく成形され、カクカクした立体になります。
それを解除して、メッシュが凸っとしないで、凹っと立体づけられるようにします。
(画像準備中)

長押しでループ細分化する

トリガーを長押しすると、レーザーの直線ガイドが出現します。
その直線通りにループカット(ぶった切る)ことができます。

表面、端、頂点の削除を消しゴム機能に追加する

消しゴムで、表面、端(エッジ・辺)、頂点を個別に消すことができます。

編集中のワイヤーフレーム表示を拡張

before

after

編集中のワイヤーフレーム表示を拡張します。
ONにすると、編集中の図形のワイヤーフレームが表示されます。
(遠くの図形も含めて)

寸法を表示させる

m単位で寸法が表示されます。
これで長さを見ながら、図形を調整可能です。
左手のメニューにも、図形自体にも寸法が表示されます。
これは便利。

ワールドスペースのグリッドパネルを表示させる

画面全体にグリッドを表示できる機能のです。
ピンクの球を掴んで操作すると、グリッドを動かして増やせます。
地面の下にもグリッドが埋もれてるので、引っ張ってくれば表示できます。

複数選択している間、やり直しする

複数選択の動作を間違えたときに、左手パッドの「やり直し」を有効にするかどうかです。
複数選択の際はトリガーを押しっぱなしにする必要がありますが、やり直し押すときも押しっぱなしのままで行います。

お絵かきソフトでも、「選択行為」自体はやり直しできないことが多いです。
3Dソフトでは、複数選択は難しい行為なので、やり直しできると便利ですね。

というわけで今回は以上です。
よく使いそうな便利な機能が設定メニューから使えましたね。
参照画像を配置する、寸法表示、背景設定はよく使いそうです。

関連記事Google Blocksの整列・スナップのやり方【ガイドライン表示】

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