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Google Polyの利用規約【BlocksやTilt Brush作品の権利や派生利用】

投稿日:2018年11月12日 更新日:

Blocksで自分で作ったfbxデータって自由に商用利用していいの?
他人の作品はどこまで自由に使えるの?
こんな疑問に答えます。
HTC Viveユーザーで、漫画作品では月2万PVを達成している僕が解説していきます。

はじめに

今回は、Google Polyの利用規約、BlocksやTilt Brush作品の権利や派生利用について書いてきます。

BlocksやTilt Brushの作品の利用規約は気になりますよね。
次の4つに分けて、解説していきます。

・自分が作った作品
・自分が作ってPolyにアップロードした作品
・相手が作ってPolyにアップロードしている作品
・相手が作ったものを含めて、改変した作品(リミックス)

Google Polyというのは、BlocksやTilt Brushの作品を投稿できるwebサービスです。
僕の理解だと、Polyの規約はニコニコ動画に近いイメージです。

Polyにアップして許可した段階で、自由に派生作品に使われてしまいます
ただし、著作者を明確にする必要があります。
ただニコニコと違って、Polyは許可があるものは商用利用可能です。

詳しく解説していきます。

 

自分が作った作品の利用範囲

自分が作った作品は自由に使えます。

これって、あたりまえ…ではないですよね。
他の3Dモデリングの無料ソフトって「自分が作った作品さえ自由に使えない」「そもそも保存できない」ってこと多いです。

さすがGoogle、太っ腹っすね。
objやfbx形式で保存できて、商用利用可能とか最高じゃないっすか。
詳しく見ていきます。

Googleのポリシーと規約

規約については、Polyのヘルプページに「Google全体の規約」を読めとあるので、読みました。

本サービスの一部では、ユーザーがコンテンツをアップロード、提供、保存、送信、または受信することができます。
ユーザーは、そのコンテンツに対して保有する知的財産権を引き続き保持します。
つまり、ユーザーのものは、そのままユーザーが所有します。
「Googleポリシーと規約/本サービス内のユーザーのコンテンツ」
https://policies.google.com/terms#toc-contentより引用

このように、ユーザーのものは、ユーザーのものらしいですね。
ローカル保存した場合は、自分のものです。
よかった、安心です。

ARまたはVRアプリケーションでの使用を促進されてる

実際、こちらの記事でも開発中のARまたはVRアプリケーションで使用できる、ってアピールされていますね。

作成が準備できたら、OBJとしてエクスポートして、開発中のARまたはVRアプリケーションで使用できます。
「ブロック:VRで3Dオブジェクトを簡単に作成」
https://www.blog.google/products/google-ar-vr/blocks-easily-create-3d-objects-vr/より引用

 

自分が作ってPolyにアップロードした作品

自分が作った作品でも、Poly上にアップロードすると話は変わってきます。

こちらも、Google全体の規約から見ていきましょう。

当社サービスにコンテンツをアップロード、提出、保管、送信、または受信する場合、Google(および当社の従業者)、結果的に生じるもののような派生的著作物の使用、ホスト、保存、複製、改変、お客様のコンテンツが当社のサービスでより良く機能するようにするための翻訳、改訂、その他の変更から)、そのようなコンテンツを伝達、公表、公開、公表、頒布することができます。
このライセンスで付与される権利は、当社のサービスを運用、促進、改良し、新しいサービスを開発することを目的とした限定的な目的のためのものです。
このライセンスは、サービスの利用を停止しても(たとえば、Googleマップに追加したビジネスリスティングの場合)、継続します。
一部のサービスは、そのサービスに提供されたコンテンツにアクセスして削除する方法を提供する場合があります。
また、当社の一部のサービスでは、これらのサービスで提出されたコンテンツの使用範囲を限定する用語または設定があります。
当社のサービスに提出するコンテンツについて、本ライセンスを付与するために必要な権利を持っていることを確認してください。
「Googleプライバシーと利用規約/サービスにおけるお客様のコンテンツ」
https://policies.google.com/terms?hl=en#toc-contentより引用

ようするに、アップロードした段階で、Google側にも細かい権利が発生するということですね。
特に「許可」するとリミックスされるって部分が大事だと思います。

リミックスとは?

リミックス=改変・派生作品と作るってことですね。
自分の作品を、他人がリミックスするのを許可するかどうか選べます。
ニコニコ動画の派生作品が作られる文化と似たような感じですね。

リミックスを許可するとどうなる?

アップロード前にも最終確認されます

リミックスを許可すると、コンテンツはCC-BY 3.0のライセンスで公開されます。
これらの作品は、元の著者に帰属する限り、他のPolyユーザが商業的にも自分の作品で使用するためにアクセスすることができます。
https://support.google.com/poly/answer/7418679?hl=en&ref_topic=7424093より引用

リミックスを許可した場合のルールは、PolyではCC-BY 3.0に従うとのことです。
CC、つまりクリエイティブコモンズライセンスですね。

CC-BY 3.0のライセンス
https://creativecommons.org/licenses/by/3.0/legalcode

Creative Commons license (Wikipedia)
https://en.wikipedia.org/wiki/Creative_Commons_license

詳細を読むとクソ長いですが、要点はこの辺だと思います。

・著作者の明記が必要
・リミックスが可能
・商用利用が可能

ニコニコ動画で、歌い手がボカロ曲や振り付けやMVを全部利用可能なのと同じ感じですね。

商用利用されます

ただし、ニコニコと違って商用利用されます。
許可する時は覚悟が必要ですね。

なので、嫌ならリミックス許可しないほうがいいかもです。
でも今のうちに許可アップロードしておけば、自分の知名度が上がったりする…かもしれません。
(今後きっと有料販売が始まると予想)

著作権明記の理想形とは?

プラットフォームによって著作権表示はそれぞれ形式がありますよね。
既存の3Dビューアーを使った場合は、自動で付加されるとのことです。
それ以外はここを参照しろとあります。

Best practices for attribution
https://wiki.creativecommons.org/wiki/Best_practices_for_attribution

リミックス許可をやめた時は?

・自分の作品はリミックスは不可になる
・自分の作品を利用した派生作品はリミックス削除されない
(派生作品の再リミックスが可能かどうか書かれていないが、可能だと予想)
とのことです。
許可を途中でやめたりできるのは、ニコニコ動画より柔軟ですね。

リミックス許可していた作品を削除した時は?

・自分の作品は削除はされる
・自分の作品を利用した派生作品は削除されない
とのことです。

 

相手が作ってPolyにアップロードしている作品

相手のアップロードした作品を自分が使う場合は、立場が逆転するだけで、上とまったく同じですね。
著作権表示は必要で、商用利用可能です。

使う側からすると、3D素材をこんなに使えるって、便利ですね。
iPhoneアプリなどにも組み込みやすそう。
ワクワク。

 

相手の作品を含めて改変した作品(リミックス)

相手の作品を含めて改変した派生作品を作っていく場合も、立場が逆転するだけで、利用される側とまったく同じですね。

他人がリミックスしたものもリミックス可能

著者に帰属する限り、あなた自身の作品の出発点として、リミックス可能なコンテンツを使用することができます。
「リミックスの作成」
https://support.google.com/poly/answer/7418679?hl=en&ref_topic=7424093

他人の派生作品をどんどん派生させていけます。
(「歌ってみた」できるのと同じ感覚)

利用者側なら、Polyの文化が成熟していけばいくほど、お得そうです。
(ボカロ文化が成熟するほど、歌い手はお得)

今は、木が1本、車が1台とか単一の素材が並んでいます。
でも、派生作品を繰り返していき数年後にはの大規模作品が並んでいるかもしれません。
「東京の都市全体の3DCGセット」「ニューヨークの街全体」とかです。

僕の予想だと、無料なのは今だけな気もしますね。
Googleは、都市を作れるレベルで素材が発達してきたそのタイミングで有料化するのではないでしょうか。

 

まとめ

今回は、Google Polyの利用規約、BlocksやTilt Brush作品の権利や派生利用について書きました。

自分で作ったものは自由に使っていいとわかり、安心しました。
公開されている他人の作品も、CC-BY3.0ライセンスで著作者明記すれば商用利用もできるのが最高ですね。
これなら、Blocksの他人の作品だけでも十分ゲームとかVRChatのワールドとか作れちゃいそうですね。

-Google Blocks, VR

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