作曲の第一段階、Garagebandでコードトラックとベース音を作る

投稿日:2015年8月9日 更新日:

Garagebandでコードトラックとベース音を作る方法は?
曲のテーマを決めて歌詞との組み合わせをだいたい決めてから始めるって本当?
こんな疑問に答えます。

作曲のDAWでの一番はじめの基本的な作業について書いていきます。

1.一番参考になった本

僕も最初は、基本、こちらの書籍のアドバイスを中心にして作業してみました
それをやりながら自分で気づいたこと、自分で考えたことを書いていきます。

2.曲のテーマを決めて、歌詞との組み合わせをだいたい決める

まず、前提として曲のテーマは決めないとダメだと思います。
ピアノ系のバラードにするのか、アコギ中心の曲にするのか、電子音多めにするかとか、そういうイメージです。
歌詞の雰囲気に合わせて決めることも大事だと思います。

メモ

曲のテーマ
YUIさんのようなアコギ中心のロックミディアムバラー

次回の新曲はYUIさんのようなアコギ中心のロックミディアムバラードにしたいと思います

3.AメロBメロサビDメロの構成なんかをだいたい考える

曲の構成もこの段階で考えたほうがいい気がしてます。
AメロBメロサビDメロなどのことです。

次回の曲は純粋に、

メモ

曲の構成
Aメロ1ーBメロ1ーCサビ1、Aメロ2ーBメロ2ーCサビ2、Cサビ3(ちょい静か目)、Cサビ4

という感じでいこうと思います。

4.コードトラックを作る
(コードだけのトラックとベース音のトラック)

作曲の方法に関しては、基本、書籍を参考にしながら作っているのですが、まずは何はともあれ構想を練り、コードトラックを作るところから始まると思うのです。

GarageBandに、この3種類を作っていきます。

  1. メロディーのトラック(ピアノとかフルート)
  2. コードだけのトラック(ピアノ)
  3. ベースだけのトラック(ベース)

Cubaseではコードをアルファベットで選ぶと、コードトラックがきるようですが(超便利!)

Garagebandだとコードを手打ちするしかないです...(結論)
コードを1ボタンで鳴らせるアプリからインポートしてもいいけど、結局それでも手打ちのほうが...早いよね、たぶん

(2018.10.29)追記

コードトラックの作り方について、こちらの記事によりくわしく書きました。
MIDIインポートするやり方は、GarageBandでも使えると思います

関連記事Logicのコードトラックの作り方【最速で簡単でベストな方法】

5.メロディからコードを考える

ここが難しいところですよね

最近は発売されたこの本にメロディからうまくコードをつける方法が書いてあるみたいなので、今度買って読んでみます。
(最近発売されたのでまだ未購入です)

今の段階で僕が思うに、鼻歌などでメロディができている場合、純粋に頭の中でルート音を探った方が早い気がします。

なんとなく(チャー、ラー、ラー)っというルートの音の流れが浮かびます...(浮かびませんか)
次回の新曲は(C-C-F-G-C)こんな感じかな(自信ない)
そこから多分定番のコード進行に当てはめていけばいける...かな(自信ない)
大抵まずはC、F、Gの3コードが多いと思います。

6.コードからメロディを作った場合

ぶっちゃけ僕はコードからメロディを作っているので、コードはすでに分かっていることが多いです。

このようにコードからメロディを作った場合は、そのままでもいいですが、もう少しオシャレにできるか考えます。

この編の話は冒頭の本に書いてありました。add9やaugなどの複雑なコードを組み入れていく感じ...ですかね
おそらくこの段階でしっかりコードを決めておくのが、作業効率を良くする一番の近道ですね

イラストでいう線画、建築でいう柱割、という感じでしょうね...なんとなくそんな気がします。

7.ベース音も吟味する、オンコードを意識して右手のコードの構成音以外でもよい

ベース音も決めておかないとですね

小室哲哉さんが多用する分数コード(オンコード)というものがあります。

オンコードと一口に言ってしまうと、転回系の意味や、ベース音を変えたコードなどの3種類の意味があるようです。
その中でも小室さんが多用しているのはベース音を変えたオンコードのことのようですね。

小室さんのツイートで出てきたオンコード(おそらくAAAの逢いたい理由かな?)では、右手のコードの構成音にない音を左手のルート音にする、例えば、DonGとかが出現しますね
※出典:https://twitter.com/Tetsuya_Komuro/status/25716433229

そこがあの絶妙な切ない雰囲気を出しているのでしょう

同時に槇原敬之さんの大ヒット曲のサビの2番目か3番目のコードもオンコードが多いですね、北風とか
(この辺はまた、いつか他の投稿で研究したいと思います。)

8.前奏のコードも考える

前奏はクリシェを使用したコード進行や、サビのコードをそまま使ったり、あとは自分のなかのメロディストックから持ち出したりする

9.すべてのコードとベース音がきっちり決まる

こうして、すべてのコードをベース音をここできっちり決めるのが大切だと思います。

基本的には繰り返しだと思いますが、Perfumeのように冒頭と1番でコード進行が変わっている場合などもありますし、Dメロを作る場合にはそこへの綺麗な流れを考えたり、無理にBメロとサビをつなげる場合は転調も考えなきゃいけないっすね
サムネ画像クレジット:sxc

おまけ.参考にしていたGarageBandのサイト(閉鎖してしまった様子)

(参考サイト)
このサイトも作曲ではかなり参考にしています
GarageBandではじめよう
http://www.sighne.jp/music/letstart/garageband
※2015年8月現在なぜか閲覧できませんね、とても参考になるサイトであったのになぜでしょうか

というわけで今回は以上です。

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