iMovieだけでミュージックビデオの作成や編集する時にポイント

投稿日:2015年8月9日 更新日:

iMovieだけでミュージックビデオを作る時に工夫することは?
こんな疑問に答えていきます。

各シーンの撮影が終了しましたら、わかむらPの本ではここからAfterEffectに移るわけですが、筆者はAfterEffectという高いソフトを持っていませんので、iMoveiだけで挑戦していきます。

そのうちFinal cutやApple Motionを買う予定なのですが、まだ買えていないので
iMovieでがんばります。

そんなiMovieでがんばる際の注意点を書いていきます。
2011年からボカロ楽曲でMVを作っている僕が解説します。

1.マーカーをつける

iMovieでもマーカーをつけられます。
ショートカットキーを利用してどんどんマーカーを置いていきます。

2.設計図を作る(絵コンテ的な動画、これ大事)

黒とか緑の画像(iMovieにはじめから用意されているやつ)を配置して絵コンテ的な動画を作る

その後MMDから静止画を持ってきて、それに入れ替えて、さらに詳しい絵コンテ動画をつくる)

プリセットの背景画像を利用して、場面変換だけ先に作ったほうがいい
そのあと、MMDを静止画で出力して、それをもとにさらにイメージをつくる

3.カメラが動かないシーンは

カメラが動かないものは、そのまま長めに撮影して、iMovieへ持っていく
そこで切りはりトリミングすればいい

4.カメラが動くシーン

カメラが動きものに関しては、最小限のカメラ設定で済むように工夫します。

何分から何分まで(フレーム)をメモして、そこの部分(余裕を持って前後も含めて)撮影する

全部が全部カメラの動きをつけていたら、疲れるので

5.MMDのフレーム数を計算(30fpps=30frame/s=30フレーム/秒)

動画編集の時間合わせは、MMDのフレーム数を計算(30fpps=30frame/s=30フレーム/秒)
フレーム数を30で割れば秒数がわかる

フレーム数を30で割れば秒数がわかる

6.ムービーの置き換え

各シーンの素材をつくったら、IMOVIEに当てはめていく

iMovieで先ほど作った絵コンテムービーの仮の静止画を本番の動画に置き換えていく
ムービーの置き換えるのは、ドラッグして終点から置き換え押す

(そこまで注意しなくても、音ズレはしないけど、あまりに適当にインサートするとずれるので注意)

7.はじまりのシーン

はじまりのシーンは小物を写したり、部屋全体を写して、PV全体の予告感を出したほうがいい

いきなりメインにいくよりも、前菜的なものがあったほうが良い

8.歌っている以外のシーンのアイディア

スローモーション気味の動画もMMDでは簡単に取れるのでそういうのもいいかなと思った

9.ドラマシーンを作る時も表情を作ることを忘れずに

ドラマシーンもメリハリがつくが、こちらも表情が大事であると思った。
忘れずに。

10.iMovieで色のコントラストをつける

色のコントラストはつけたほうがいい
スライダー動かすといい感じ

iMovieでできる色の操作なんて、本当限られてますけど...でもやったほうがいいと思います。
一括変換です

11.黒画面からのフェードインではじめる

動画の始まりをギリギリにすると音が消えるので、黒画面からのフェードインではじめる(0.5から1秒くらい)

12.最終的にAVIファイルにエンコードするのにベストなソフトがない

最終的にAVIファイルにエンコードするのにベストなソフトがない
結局何も見つからなくてフリーソフトFree WMV AVI Converterで行った
(しかし、もっといいソフトで変換したい、Finalcutを買うしかないのかな)

逆にMMDのものをmovに直す時はquicktimeでできる
ただし容量制限があるようなので1分くらいに短くしてからquicktimeにかけたほうが良い

MMD(avi) → iMovie(mov) Quicktimeで変換(重すぎるとできない)
iMovie(mov) → MMD(avi) Free WMV AVI Converterで変換

サムネ画像:photl

というわけで今回は以上です。
ここまでで、動画がかなりできました
次回は字幕を入れます。

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