VOCALOIDの調声調教の時に気付いたこと

VOCALOIDの調声調教の時に大事なのは事前準備って本当?
こんな疑問に答えます。

オケがだいたいできたら、ボーカルの作業に移ります。
今回のテキストはこちらです。
この本も非常にわかりやすくて、教科書のようです。基本はこれ通りにやっていけばいいんですが、自分なりに気付いた点や工夫した点について書いていきます。

調声までに作詞の方を完璧に仕上げておく

基本的なことですが、大事ですね
調声の作業に入ってしまってから歌詞を変更したり悩んだりすると効率が悪いです。

歌詞を自信もってこれだと確信できるレベルまで仕上げておきます。言葉尻とかがおかしいところもなるべく修正しておいたほうがいいです。自分で歌ってみるとわかります。

MIDIをVOCALOIDにインポートする

GarageBandからMIDIをインポートして初音ミクに入れたいんですけど、GarageBandってMIDIをエクスポートできないんですよね...困りものです

ちょっと調べたんですが、下記の方法を使うとできます。

GarageBandからmidiファイルに書き出す
http://jtakao.blog.fc2.com/blog-entry-19.html

こちらのサイトに書かれているようにLOOPライブラリを作る機能を利用して、そこからファイルを上手くコンバートするような流れです。このサイト内にもありますが、こちらのプラグインを使います。

MIDI-Export in Apples Garageband
http://www.larskobbe.de/midi-export-in-apples-garageband/
※現在、閲覧できない状態のようです。

これでGaregeBandのメロディトラックを初音ミクに持っていけます。

さらに言うと、これを使えばピアノで手で演奏したMIDIを初音ミクに入れられるので、音符の始まりの位置などが細かく表現できて、機械的に打ち込んだ感じが暖和されます...

...と言いたいところですが、VOCALOIDエディタをいじっているうちに結局は音符の開始位置が修正されちゃうことが多いので、実際はそこまで意味はないかもしれないです。

ぺぺろんPの本に従って、初音ミクで押さえるべき重要箇所を直していく

虹原ぺぺろんさんの本通りにやっていきます。

本を一通り読んだ後に、虹原ぺぺろんさんの付属音源を一度見てみることをお勧めします。
付属のデータのGUMIのデータなどを実際に開いて(体験版でも開くこと可能です)見てみると、特に手をかけてやっているポイント、修正箇所が多いポイントがあります

つまり、この本にたくさんの要素が載っていますけど、すべての要素をガツガツやっているわけではなくて、最重要ポイントがいくつかあると思われます

この辺は、著作権的にも本を読んでください、としか言えないです。

この本、かなり難しくて気が遠くなるんですけど、実際には「初音ミク」であれば、このように最重要ポイントだけ調教すれば、だいたい納得はいくボーカルになると思います
(他の癖のあるVOCALOIDだと苦戦するのかもしれません)

サムネ画像:sxc

トラックをWAVに変換しておく

メインボーカル、ハモり、ハモり2、息継ぎのWAVファイルへの変換まで準備し終わったら、VOCALOIDでの作業は終わりです。

ハモりや息継ぎだけではなく、煽りやハミング的な声(正式になんていうんでしたっけ)も作っておくとかっこよくなりそうですね

というわけで今回は以上です。

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