MMD-PVから作詞作曲までやる、ボカロPしんりんの製作ノート

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【Apple Motion使い方講座】物体がスローに回転して散っていくシーン

投稿日:2018年2月6日 更新日:

Motionで物体がスローに散っていくシーンを作るには?
どのくらいの適応量がセンスある?
こんな疑問に答えていきます。
YouTubeでApple Motionの使い方講座を公開中の僕が解説していきます。

はじめに

今回は、【Apple Motion使い方講座】物体がスローに回転して散っていくシーンというテーマで書いてきます。

MV(ミュージックビデオ)ではよく見かけるスローモーション風のシーンですね。
これを、モーションの中で再現していきます。

モーションに部品を取り込んで、動きを絶妙に設定してあげれば、いい感じのスローモーションになります。
この絶妙なさじ加減がポイントですね。

では、解説していきます。

作業環境

MacOSX High Sierra
Apple Motion
CLIP STUDIO

チュートリアル動画

動画でも解説していますので、ぜひ合わせてご覧ください。

 

1.シーンの概要

今回、作成するシーンの概要です。
この画像のように、風邪薬のカプセルが飛ぶシーンを作っていきます。

カプセルがスローモションで回転しながら移動するように設定していきます。
同時に、ぼかしをつけて前後の奥行きも表現します。

 

2.グループの追加(新規レイヤーフォルダの追加)

まず、グループ(新規のレイヤーのフォルダ)を作ります。

たくさんのレイヤーを使うので、シーンごとにフォルダを作成して「まとめて」整理していくためです。

 

3.背景画像の追加

背景の画像を追加します。
あらかじめ作成してあります。
背景は、透過させるさせないは関係ないので、JPGでもPNGでも大丈夫です。

3−1.画像をドラックドロップで簡単に追加できる

ドラックドロップするだけ
(画像を、整理しておくとより便利ですね)

3−2.取り込んだら、長いので使いやすいように分割する

取り込んだ素材は、ミュージックビデオ全体の尺(5分)に合うように配置されてしまいます。
今回、9秒くらいしか使わないので、分割します。

分割は頻繁に使うので、僕はショートカットをカスタマイズして「Shift+Commnd+A」に割り当てています。
(おすすめです)

 

4.部品(カプセル)の画像追加

同様にカプセルの画像もドラックドロップします。

こちらは小さなパーツなので、「透過PNG形式」で作成してあります。
CLIP STUDIOやphotoshopなどで作ると便利です。

先程と同様に、長いので分割します。

 

5.ぼかし(ブラーガウス)をかける

まず、このカプセルの画像にぼかし(ブラーガウス)をかけていきます。

5−1.部品をクリックした後、フィルタを選択

ぼかしフィルタは、たくさん種類ありますが、「ブラー(ガウス)」が一番使いやすいと思います。
ライブラリ>フィルタ>ぼかし>ブラー(ガウス)

適用する時は、適用させたい部品のレイヤーをクリックしてから、フィルタを選びます。
細かい部分ですが、気をつけましょう。

5−2.ぼかしの適応量を調整

ぼかしのサイドバーパネルの中で適応量を調整します。
30−40くらいがいい感じです。

5−3.ぼかしレイヤーを他の部品にもコピペ

カプセルは、全部で5つあるので、5つ分コピペしていきます。
レイヤーの表示を見ながら作業しましょう。

5−4.カプセルごとに適応量をバラけさせる(奥行きの表現)

5つのカプセルの適応量を、調整していきます。

手前のパーツは適応量45くらいに変更しました。
ピントは人物に合っている設定なので、人物よりも手前のカプセル、人物よりも奥のカプセルは、ぼかしの強さを強くします。
こうすることで、奥行き、遠近感を表現しています。

 

6.移動の設定

次にカプセルの移動を設定していきます。

6−1.開始の点にスライダーを持っていく

「移動」の設定で、難しいのは「開始点」「終了点」の2点を設定する必要があることです。
まあ、落ち着いて考えると、スタートの場所、ゴールの場所を2つ設定しないと、「移動」にはならないですよね。

スライダーの位置を赤の矢印あたりに持っていきます。

え?そこ開始位置じゃないじゃん
このシーンの開始位置はもっと左でしょ?

って、思うかもしれないですが、左端ぴったりにカーソルを合わせるのが大変なので、後で合わせます。
ざっくり左、ざっくり右で作成しておいて、あとで合わせた方が楽なのです。

6−2.部品をドラックする

スライダーを動かしたら、今度は部品自体を好きな位置にドラックします。
(上手く動かせない時は、サイドバーの数字でも調整できます。)

6−3.部品をドラックする

位置が決まったら、サイドバーの「位置」「回転」の<+>ボタンを押します。
<+>を押すと、その数値情報が、今のスライダーの位置にインプットされます。

レイヤーの上に赤い点が付いて、インプットされたのが目でわかると思います。

6−4.同様に終点の方も設定する

終点の方も同様にやっていきます。

適当な位置でスライダーの場所を定めます。

カプセルを動かして、サイドバーの<+>を押して決定します。
(スローに動いているので、そんなに動かさない方がいいです。)
(回転も少しいじった方が、物が落下しているように見えます。)

6−5.効果の開始位置終了位置を合わせる

さっき適当に決めてしまった開始位置と、終了位置を、シーンの最初と終わりにドラッグしてぴったりと合わせます。

これで、カプセルが移動したと思います。
最初慣れないうちは、数回再生しながら、移動量のバランスを見る必要があると思います。

 

7.完成

これで完成です。
手前と奥のカプセルがボケながら、ゆっくり回転して落ちていくシーンができました。

画像を差し替えるだけで、いろんなシーンで使えると思います。

 

まとめ

今回は、【Apple Motion使い方講座】物体がスローに回転して散っていくシーンというテーマで書いてきました。

おさらいすると、まずシーンの概要を説明しました。
グループの追加(新規レイヤーフォルダの追加)をして、背景画像を追加しました。
部品(カプセル)の画像を追加しました。

部品ごとに、ぼかし(ブラーガウス)をかける設定をしました。
部品ごとに、移動の設定をしました。
これで完成です。

かなり応用の効くシーンだと思います。
移動量やぼかしの「数値設定」にその人のセンスが出ると思います。
他にもいろいろ使っていきたいです。

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