2016年のおすすめボカロ曲年間ランキング10はどんな感じ?
2016年からどんどん大ヒット曲が増えてきた感触ありますって本当?
本記事の内容
- 1位 脱法ロック/Neru feat. 鏡音レン
- 2位 罪の名前/ryo(supercell) feat. 初音ミク
- 3位 妄想感想代償連盟/DECO*27 feat. 初音ミク
- 4位 僕がモンスターになった日/れるりり feat. Fukase
- 5位 きみも悪い人でよかった/ピノキオP feat.
- 初音ミク
- 6位 ユニバース/夏代孝明 feat. GUMI
- 7位 Alice in 冷蔵庫/Orangestar feat. GUMI
- 8位 雪がとける前に/doriko feat. 初音ミク
- 9位 magic city/koyori(電ポルP) feat. flower
- 10位 キドアイラク/Task feat. 初音ミク GUMI
- 11位 フラジール/ぬゆり feat. GUMI
- 12位 ちがう!!!/カルロス袴田 feat. 初音ミク & 音街ウナ
- 13位 エイリアンエイリアン/ナユタン星人 feat. 初音ミク
- 14位 HOME/れるりり feat. 鏡音レン
- 15位 曖昧さ回避/Police Piccadilly feat. 闇音レンリ
今回も僕の独断と偏見で、僕が個人的に好みだった曲を紹介していきます
(見出しの部分では、アーティスト名を「作者名 feat. VOCALOID名」で表現させていただきます、ご了承ください)
1位 脱法ロック/Neru feat. 鏡音レン
Neruさんのメッセージ性の強い歌詞が好き
Neruさんのメッセージ性の強い歌詞が好き
Neruさんの曲は毎回強いメッセージ性を感じます
今回も現代社会に感じる若者の鬱憤や不条理が表現されている…
「テロル」で「罵倒やの類は無視しろ」、
「ハウトゥー世界制服」では「笑われた分だけやりかえせ」、
今回の「脱法ロック」では「プライドはxxx捨てろ」
と、言い切り型の文句で、リスナーを引っ張っていくような強いパワーが出ている気がします
ネガティヴに聞こえるけど、曲が明るいし、ロック
ネガティヴに聞こえるけど、曲が明るいし、ロック
歌詞とは一転して、編曲はすごく派手でロックですね
複数人で歌っている掛け声と、ドラムがここちいいです
レンくんの高音が気持ちいい
レンくんの高音が気持ちいい
この曲も、レンくんかなり高音ですよね
なんかNeruさんのレンくんは、思い切り歌ってる感が強いです
ブレスとかの調教かなあ
MVが斬新
りゅうせいさんの味のある絵がかっこいいっす
特にSxMAPをパロったり、CDTVをパロったり、よくわからない縛られているイケメンが出てきたりwww、テロップもあるし、画面切り替えも早く、情報量がとても多いですよね
テロップなんて始めは邪魔にならないのかなとか思いましたが、曲と相まって逆に繰り返し見たくなる要素になってると思います
2位 罪の名前/ryo(supercell) feat. 初音ミク
速く感じるテンポとリズムが印象的
冒頭からバスドラとスネアのリズムが目立って始まって、おやっと思いました
いままでのsupercell名義での曲では、ピアノを中心に据えたバンドっぽい曲が多いイメージだったので、今回はちょっとファンタジーっぽいアレンジになってるなと思いました
物語調で主張が強く伝わってくる歌詞
この曲は物語っぽい歌詞になってると思います
MVは一枚絵で変わらないですが、曲の方はどんどん展開していく感じがしますね
「見てみぬふりに理不尽な差別、それって鼠とどっちが汚い?」「二度とするな!」
という場面が、何回聞いてもヒヤッとしますね
第二のsupercellの色っていうんですかね、
内に込められている強い意志のような部分が前面に出た楽曲だなって思いました
3位 妄想感想代償連盟/DECO*27 feat. 初音ミク
メロディ先行っぽくてで語呂がいい歌詞
妄想感想代償連盟っていうタイトルがまず印象的ですよね
曲を聴くとごろがすごく合っていて納得しました
ちょっとビートを刻むようなメロディは今風でかっこいいなと思います
語呂がとてもいいですよね、「妄想、感想、代償、連盟」ってところ1回で覚えました
やっぱ発音とか母音を調整するの大事なあ…でも意味と発音と両方考慮するのって難しいんですよねえ…
独特な塗り方のイラストがかっこいい
MVもかなり印象的ですよね、水彩画風の味のあるイラストです
実は深いイラストMV
しかもこのイラスト…実は歌の内容に合わせてダークなんですよね、編曲はすごいかわいいかんじなのにギャップがすごい
4位 僕がモンスターになった日/れるりり feat. Fukase
調教がうまい、声質にあった楽曲
この曲はVOCALOID fukaseがリリース直後に発表された曲ですが、新鮮でしたね
正直、フカセの声って癖あるよね
どんな曲でも、fukase風になってしまう気がします
この曲はfukaseの声がマッチしているから、かっこいい。メロディもそうだし、「ぼく」とか「ないや…」とか、語尾とかもポイントになってる気がします
声質の持つ力って大きいなあって感じました
5位 きみも悪い人でよかった/ピノキオP feat.
初音ミク
歌詞から感じる感情
「すろぉもぉしょん」の歌詞もすごいなあって思いましたが、ピノキオPの日常や自分の感情を吐露した歌詞って、なんか共感が湧いて素敵だなあって思います
MVがおしゃれ
ピノキオPの作品のMVは毎回、違ったことに挑戦していて、めちゃくちゃかっこいいですよね
「すきなことだけでいいです」のような3DCGのアニメだったり、自作のイラストメインだったり、実写合成だったり、自分が出演したり、ほんと…アイディアがすごい
「きみも悪い人でよかった」は人物の後ろのスクリーンが移り変わっていく演出ですけど、これもかっこいいっすね
ドラムがおしゃれ
ピノキオPお得意だと思われる、ドラムの音色の綺麗さとかFXとかが中盤からどんどんメインにに躍り出てくる気がします
ピノキオPは「こあ」のようなミニマム系っぽいサウンドもすごくかっこいいっすよね
6位 ユニバース/夏代孝明 feat. GUMI
悔しいくらいにMvがかっこいい
このMV…めちゃくちゃかっこいいですね
ちょい調べちゃいまいたが、After Effect使用…なのかな
でも、そこまで作業量が多いわけではなさそうなんですよね、すごく効率的に(って言っていいんだろうか)作られてますね
人物のアニメーションと、あとはエフェクト、中盤は人物の背景(素材かなあ)を近景遠景で組み合わせて動かすことで、走り抜ける感じを作っているようですね
やっぱね、このキャラクターを描いてる人の画力が高い、そこに尽きる
画力が高い人って、何枚も何枚もイラストを描いて紙芝居風MVになることも多いですけど(それももちろん好きなんですけどね)、このMVは躍動感を重視しててかっこいいっす
歌いたくなる曲
この夏代さんって、歌い手さんらしいですね
オンボーカルの方も見ましたけど、めちゃくちゃ上手いですね
だからかなあ…この曲は「歌いたくなる」という要素がとても強い気がします
歌詞の内容がどうこうというよりは、母音やアクセントなどの要素が歌いたくなる曲ということです
例えば、「月も地球も太陽も奪い取って」っていう、このサビ冒頭のフレーズ
まず、語数がぴったりですよね(当たり前といえば当たり前なんですが…自分で作詞してると難しさを感じます。妥協してしまって、字余り字足らずが少しでもあると、ちょいピントがずれる気がします)
それに「奪い取って」の部分、「う」「と」「て」この3音のパワーがすごいですね
加えてブレス(息継ぎ)の部分も無理がないように設計されてる気がします(JPOPでは普通だけどボカロ曲ではあえて息継ぎを無視した曲も多い)
ってな感じで、やはり歌い手の方が作詞作曲した歌は、無意識か意識的か知らないですけど、すごく歌いたくなる曲に仕上がってることが多い気がします
(多少何言ってるか自分でもわからなってきましたが、僕はこう感じました)
7位 Alice in 冷蔵庫/Orangestar feat. GUMI
ミニマムな感じで新鮮
8位 雪がとける前に/doriko feat. 初音ミク
9位 magic city/koyori(電ポルP) feat. flower
10位 キドアイラク/Task feat. 初音ミク GUMI
10曲超えちゃいましたが、続けて紹介します
11位 フラジール/ぬゆり feat. GUMI
mvが独特でかっこいい
リズムがかっこいい
12位 ちがう!!!/カルロス袴田 feat. 初音ミク & 音街ウナ
聞いているうちに、病みつきになる
ハモりと合いの手がすごい
ウナをはじめて知ったかも
13位 エイリアンエイリアン/ナユタン星人 feat. 初音ミク
病みつきになって離れない
ボーカルのロボット風は計算か?
実はオケやミックスも完璧
14位 HOME/れるりり feat. 鏡音レン
15位 曖昧さ回避/Police Piccadilly feat. 闇音レンリ
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週刊VOCALOIDランキングもおすすめ
あ、あと最近よくみているこちらのブログで、いろんな要素からの年間ランキングが見れますね
(正当なぼからん計算式だったり、再生数だったり)
僕は、大元のぼからんも大好きですし、このブログも好きです
JPOPでも音楽番組やランキングが普通に存在しているように、ボカロにもこういった文化が存在していてこそ、発展していく気がしますね
週刊VOCALOIDランキングまとめ
http://vocaran.jpn.org
というわけで今回は以上です。
こう書いてみると、ヒット曲もいい曲も多かったですよね
王道のJPOPっていうよりは、個性的な編曲、歌詞の作品が多くて、すごく刺激になる1年だった気がします