HTC Viveのヘッドセットの設定の10のポイントを徹底解説

投稿日:2018年8月23日 更新日:

HTC Viveのヘッドセットってどうやって被るの?
メガネしたままだと見にくい?汗とか髪の毛って気になる?
こんな疑問に答えていきます。
2018年8月からHTC Viveを利用している僕が、実体験を元に解説していきます。

今回は、HTC Viveのヘッドセットの設定の10のポイントを徹底解説というテーマで書きます。

ヘッドセットの設定は、被ってつなげるだけです。
簡単です。

ただ、使っていると気になることが出てくるんですね。
メガネをしたままで大丈夫か、マイクはどこについてるのか、装着したままトイレに行けないか、などです。

今回はそんなヘッドセットの設定に関するポイントを書いていきます。

1.ヘッドセットの設定

(1)ヘッドセットのパーツを理解する

まずヘッドセットのペーツを理解しましょう。

・ステータスライト(緑が正常、暗い緑がスタンバイ、赤がエラー)
・レンズ距離ノブ
・ヘッドセットボタン
・カメラ
・IPDノブ
・フェイスクッション
・オーディオ延長ケーブル
・3インケーブル

各部の名称はこんな感じになっています。
設定の段階では特に意識することないと思います。

付属のケーブル・クッションなど

ヘッドセットまわりの付属品はこんな感じです。
レンズを吹く布、イヤホン、イヤホン延長ケーブル、フェイスクッション(顔が小さい人用)、ケーブル類です。

(2)リンクボックスとつなぐ

3インケーブル(HDMIケーブルと、USBケーブルと、電源ケーブル)を繋ぎます。
前回までにリンクボックスの接続が用意できていれば、簡単です。

(3)ヘッドフォンをつなぐ

被る前に、先にヘッドフォン(イヤホン)を繋いだほうが、被りやすいです。
絡まりやすいので背中側にヘッドフォンケーブルを背中側に回すなどして、きちんと整理してから、ゴーグルを被るのがオススメです。

(4)頭に装着する

では、実際に装着します。

髪の毛について

後頭部が髪の毛に絡まりやすいので注意です。
装着の微調整をしていると、髪の毛が結構こすれます。

なので短髪の男性の場合はもう髪型が崩れるのは覚悟で、ワックスとかはヘッドセットにつく可能性があります。
女性の場合は、髪の毛は特に頭頂部はまとめてから装着したほうがいいと思います。

両サイドのバンドで調整

両サイドのバンドのマジックテープを緩めてから、頭に合わせて締めるとピッタリとはまります。
少しだけ重いので、ぴったりつけないと、グラグラします。

2.コードは足に絡まない?

たまに絡みます。

なので、足元で絡んで転ばないように注意しましょう。
特に椅子に座っていて、椅子に巻きつきやすいので、転倒に気をつけてください。

3.マイクはどこ?

マイクはそこの部分についているようです。
https://www.vive.com/jp/support/vive/category_howto/about-the-headset.htmlより)

なので、そのまま普通にしゃべると、声を拾ってくれます。

4.他人と共有するときは?

他人と共有するときは使い捨ての紙シートが便利です。

わりと肌に密着しますので、そのままだと抵抗ありますね。

汗とか気になる?

ぶっちゃけ気になります。
僕が神経質なのを差し引いても、けっこう汗はかきますよ。
なんならヘッドクッションは、わりとボリュームがあるので、体臭とかもつくと思います。

僕は、ペットボトルの口移しもOKだし、ヘルメット使い回しとかも、全然気にしないタイプの人間です。
それでもHTC Viveを他人に貸すのは嫌ですね…
だってリラックスムードで顔につけるものですよ…
なので、シートとか使ったほうが良さそうですね。

5.瞳孔間距離を調節しよう

ここのIPDノブを回して、瞳孔間距離を調整します。
ピントを合わせる感じですね。

付属の紙に定規がついていて、顔に当てると何センチかわかります。
僕は6.5cmでした。
だいたいみんな6.5くらいじゃないですかね。

以下にあるように、画面に何センチか数字が出てくるので、それを見ながら調整します。

ヘッドセットのIPDノブの使用
瞳孔間距離(IPD)とは目のひとみの中心間の距離のことです。 簡単に計測するには、鏡に向かってミリ単位の物差しを眉毛にあてます。この測定値を目安として使用して、快適なビューを得られるようヘッドセットのレンズ間の距離を調節します。
IPDを調節するとき、レンズの中心間の現在の距離を示す情報がヘッドセットに表示されます。
https://www.vive.com/jp/support/vive/category_howto/using-the-ipd-knob-on-the-headset.htmlより引用

6.メガネをしたままで装着できる?

意外といけます。
写真でお見せするとこんな感じですね。

公式にはこのように書いてあります。

VIVE の使用中に眼鏡をかけてもいいですか?
ほとんどの眼鏡はヘッドセット内に収まります。大きな度付き眼鏡を着用する場合は、レンズ距離を調節して、ヘッドセット内の空間を広げてください。
https://www.vive.com/jp/support/vive/category_howto/can-i-wear-my-glasses-while-using-vive.html

各レンズ距離ノブを引っ張り、ロックを解除します
両方のレンズ距離ノブを回し、レンズを顔に近づけたり離したりして調節します。
https://www.vive.com/jp/support/vive/category_howto/adjusting-the-lens-distance.html

ようするに、サイドの調節ノブで、フィット感を調整できるんです。

でも、ぶっちゃけ、調整しなくても大体大丈夫でした。
メガネオンリーの方はいいですけどね…
僕はコンタクトなので、コンタクトレンズの時と、メガネの時で調整し直すのは面倒そうです。

メガネで見ると視野が狭い

メガネで見るとぶっちゃけ視野が狭く感じます。
僕のメガネのフチが太いからかもしれないですが、狭いです。

せっかくのVRなんだから、左右が広いほうがいいなと思って、結局コンタクトに付け替えちゃいます。

7.視力が良くなるって本当?

本当だと思います。

医学論文レベルで証明とかはできないんですけど、使っている感触としては、視力良くなってる気がします。
なんでかっていうと、すごく遠くの景色にピントを合わせるようになるからですね。
普段使っていない、目自体の本来の筋力を使っている気がするんです。

アフリカの人は、いつも遠くの景色を見ているから、視力が良いっていうのは有名な話ですよね。
同時に、ゲームや漫画で近くばっかり見ていると、「近視」になりやすいのも有名な話ですよね。

その理論からいうと、VRは常に遠くの景色を眺めることができるので視力が良くなると思います。
部屋の中って狭いんですよ。
東京だと、外に出ても狭い。
山とか星とか眺める機会ないじゃないですか。

VRではそれができます。

8.被りながら生活できる?

できます。

カメラがついているので、切り替えるとゴーグルかぶりながら、外の景色が見えます。
ただ、その映像って、鮮明ではないんですよね。

落としたリモコンを拾うレベルなら、余裕です。

9.コードレスもあるって本当?

コードレスもありますね。
ワイヤレスアダプタを使います。
高いですけど。

ぶちゃけケーブルは邪魔です。
将来的にはコードレスが理想的ですね。

10.部屋での保管の仕方は?

僕はとりあえずこんな感じで棚の中に置いています。
結構場所とりますよね。

不安定ば場所に置くのも危ないですし、棚の中はちょうどいいと思いました。

スタンドなども売っているみたいですね。

というわけで今回は以上です。
こうして振り返ると、いろいろと工夫ポイントがありました。
新時代のニューアイテムなだけに、設定でも新鮮なことが多いです。

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