フルカラー漫画描くならクリスタがおすすめな理由【ペイントソフト】

3Dモデルを置くだけで漫画ができるソフトって本当?
フルカラーの3D素材が無料でたくさん手に入るソフトって本当?
こんな疑問に答えていきます。
クリスタでフルカラー漫画を描いて3D素材も作成している僕が解説していきます。

今回は、フルカラー漫画描くならクリスタがおすすめな理由を書きます。

スマホで読む縦読み漫画もフルカラーが主流になっていますよね。

クリスタ(CLIP STUDIO)では、フルカラーの3Dモデルを置くだけでフルカラー漫画が作れちゃうんです。

3Dモデルは、背景、人物、小物どれも豊富に揃っています。
VRoidはもちろん、自分で作った3Dキャラクターも簡単にインポートできます。
動かすのはポーズボタン押すだけ。
もちろん微調整もできます。

漫画の新時代ですよね。

クリスタがおすすめな理由を、詳しく書いていきます。

他人が作った素材を使える

CLIP STUDIO ASSETS
https://assets.clip-studio.com

こちらのサイトを見ていただけると、わかると思います。
執筆時点で54,642 件の素材があります。

3Dオブジェクトやポーズ、ブラシなどいろんなカテゴリーの素材があります。

自分でも素材を売れば、他の人の素材を買える

素材は無料〜有料まで様々です。
(無料の素材、すごく多いです)

素材を使えば、漫画の作業をかなり「時短」ができます。
これは大きな魅力だと思いますね。
いわば他人と共同作業を行なっているようなものですよね。

自分で素材を作って売れば、ポイントをゲットできます。
そのポイントで、他人の素材を入手できます。
もちろん、頑張ればお金儲けもできます。

素材の作り方はこちらの記事で解説しています。

【クリスタ】CLIP STUDIO ASSETSで販売する方法【入力項目一覧説明】

サムネイルのサイズ、説明文のフォントや画像形式は? 説明文と解説の欄は何を書けばいいの? こんな疑問に答えます。 クリスタユーザーで、漫画作品では月2万PVを達成している僕が解説していきます。 今回は ...

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3Dの背景素材が便利

3D背景素材は特に便利です。
このように教室の風景を10秒で作れます。
椅子も個別に動かせます。

購入時点で公式の無料のものがいくつか付属されています。

手頃な価格

おすすめのCLIP STUDIO PAINT PROは、5000円です。
わりと安いですよね。

詳細はこちら

CLIP STUDIO PAINT PRO

EXの方がいい?

クリスタは5000円のPROと、2万円を超えるEXの2バージョンあります。

最初は安いPROの方で十分だと思います。
PROを買って、追求したくなったらEXにアップグレードすればいいと思います。

PROとEXの違いはいくつかありますが、僕が気になるのは「LT変換」だけですね。
「LT変換」があると3Dモデルの輪郭線が抽出できます。
でも…白黒漫画には必須だとは思いますが、カラー漫画の場合はとりあえずはできなくてもいいのでは、と思います。

レイヤーのLT変換機能の基本的な使い方【EX】
https://tips.clip-studio.com/ja-jp/articles/603

CLIP STUDIO PAINT機能一覧
http://www.clipstudio.net/paint/functional_list#csp_difference

ユーザー数が多い

クリスタはユーザー数が多いです。

何かわからないことがあっても、ググれば大抵情報が出てくるので安心です。

おそらくこれは、クリスタの戦略だと思います。
ソフト本体を5000円という低価格で売ることで、まずシェアを確保する。
シェア高ければ、さらにユーザーが増える…って感じだと思います。

自作の3D人物モデルも簡単インポートできる

自作の3D人物モデルも簡単インポートできます。
VRoidはもちろん、自分で作ったオリジナルキャラクターも簡単に動かせます。

こちらの記事に詳しく書いています。

VroidモデルをCLIP STUDIOにインポートする方法【VRM/FBX】

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3D人物モデルを動かすのも簡単

3D人物モデルを動かすのも簡単です。

たくさん用意されているポーズボタンを押すだけなんです。
もちろん自由に調整もできます。
VRoidモデルも動かせます。

人物を描く練習したり、デッサン人形なんて必要ないっていうことですね。

カラーパレットもダウンロードするだけ

CLIP STUDIO ASSETS (カラーセット・無料で検索)
https://assets.clip-studio.com/ja-jp/search?type=color_set&pay=free&order=dl

カラーパレットって地味に大事ですよね。
すぐに使いますもんね。
たくさん色が置いてあればいいってわけでもないし、厳選されたセンスのいいカラーパレットが必要です。

クリスタならカラーパレットのセットも、アセットストアから一瞬で無料ダウンロードできます。

レイヤー分けしやすい

漫画を作ると、レイヤーの数が多くなってしまいがちです。
でもクリスタなら色で分けたり、フォルダで分けたり、綺麗に整理できます。

こちらの記事でおすすめのレイヤー構成を紹介しています。

クリスタのレイヤー構成のおすすめ設定【カラー漫画用見本テンプレ】

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WindowsとMac両方を行き来して使える

クリスタはWindowsとMacを行き来して使えます。
パソコン2台持っている人も安心です。

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クラウドにデータを置いておけるのが便利

クラウドにデータを置いておけるのも便利です。
別のパソコンでも、瞬時に続きから描き始められます。

設定もシンプルで簡単でした。
もうファイルをUEBメモリで移したり、共有したりしなくても平気です。

筆圧の再現が繊細

筆圧の再現も繊細です。

ペンタブレットを使っているのに関わらず、フリーソフトだといい感じの線が引けないと思ったことありませんか?
僕はめっちゃ思いました。

クリスタに変えたら綺麗な線が引けるようになりました。
漫画は線が超大事ですよね。
その点でも安心です。

コマ割りのテンプレートで漫画が描きやすい

漫画のコマ割りテンプレートが大量に用意されています。
コマごとにレイヤーが構成されるので、コマからのハミ出しを気にする必要がないです。

超基本機能ですが、これがないともう漫画は描けないって思いますね。
やっぱ漫画を描くなら、クリスタですね。

詳細はこちら

CLIP STUDIO PAINT PRO

というわけで今回は以上です。
やはり3Dモデルが使えるのがクリスタ最大の強みだなと思います。
フルカラー対応できますし、VRoidなどの新技術との相性もいいですよね。
シェアが高いからこそ、これからの技術進歩にも期待が持てます。

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